ストロボのフル発光比較してみました
【人気ストロボのフル発光を比較してみました】
Instagramに投稿してとても反響が大きかったのでコラムでもその記事を紹介しておきます。
ストロボの光量はGN(ガイドナンバー)で表記されていますが、数字が大きいほど光量が強くなります。
そこで人気のストロボ、「SEA&SEA YS-D3 Duo」「INON Z-330」「INON S-220」でフル発光の比較をしてみました。
その結果を発表する前にそれぞれのストロボの特徴をご紹介します。
シーアンドシー(SEA&SEA)水中ストロボ YS-D3 DUO #03129
(※MarkII LIGHTINGは製造販売終了し、Duoが現行品となります)
OM SYSTEMのデジタルカメラに搭載された「ワイヤレスRC フラッシュシステム」に対応した水中ストロボです。
「RCシステム」は、レンズを通った明るさからカメラが発光量を自動的に制御する調光モード。カメラ側でデジタル光信号によって発光をコントロールできるため、一般的な水中ストロボのTTL調光に比べより正確に光を制御できます。 もちろん、発光/非発光の選択やマニュアル操作で光量をコントロールすることも可能。 カメラと連動したTTLオート撮影だけでなく、TTLオート撮影時の発光量の補正をカメラ側で調整することもできます。
ガイドナンバー33(ISO100・m)の大光量、そして新開発「非球面トロイダルレンズ」を発光管の前に配置する事により、周辺まで均一な配光特性を持ち、外部光源として理想的な光を放ちます。
照射角はディフューザーなしで80°×105° 、付属のディフューザーを使用すると100°×110°に、別売のドームディフュザーを使用すると150°×170°(光量は約-1.5EV減少)まで照射角が広がり、ソフトなライティングが可能となります。
【製造販売終了】イノン(INON)水中ストロボ Z-330 Type2
- 拡散板なしでも配光ムラのない水中照射角度110°
- ガイドナンバー33の大光量
- 信頼の「S-TTLオート」に加え、13段階「マニュアル」搭載
- S-TTLオートの露出を補正する「EV.コントローラー」
- 不要な直射光を遮る「ストロボライトカッター」を標準装備
- 220ルーメン、シャッター連動自動消灯フォーカスライト
- 昼夜問わず見やすい高照度蓄光の背面操作パネル
- 操作性を高めた大型スイッチ
- 内部にこもる熱を水中へ逃がす放熱機構を装備
- 光接続と5ピン電気コネクター接続の両対応
- FULL発光でも最短1.6秒のリサイクルタイム
- ワイヤレスTTL機能搭載
イノン(INON)水中ストロボ S-220
- コンパクトボディにガイドナンバー22の大光量
- フライアイドームレンズ採用。水中照射角度、横140°×縦100°のスーパーワイドビーム実現
- 信頼の「S-TTLオート」、12段階「マニュアル発光」
- 大型ホイールダイヤルを採用し操作性が格段に向上。蓄光パネルにより視認性アップ
- ダブルOリング採用。浸水リスクを大幅に低減
- ボールアーム取付台座を前方に配置し、ライティングの自由度が向上
- 入手しやすくリーズナブルな単三形電池4本を使用
- 各種ストロボドームフィルター対応
- ワンタッチで簡単に着脱できる「クイックホルダー」対応
3機種のフル発光テスト
YS-D3、Z-330、S-220の拡散板なしとありでフル発光に設定し、F20、1/250、ISO100で部屋を真っ暗にして比較してみました。
各種ディフューザーなし
各種ディフューザーあり
結論
今回の比較ですと一番明るいのはZ-330。しかーし!製造販売終了していてどこにも売っていないのが悲しい(笑)
ドームディフューザーを付けるとD3は大きく減光してS-220拡散板ありと同じぐらいになりました。
S-220の拡散板なしとZ-330の拡散板ありが同程度の明るさなのでS-220拡散板なしでも十分ワイドで使えるのではないでしょうか\(^o^)/