NEWカメラ【SONY α7R5】をすこ~しだけ触ってみました。そこには期待の膨らむ結果が・・・
海だけでなく陸上でもポートレートやペット撮影などの依頼を受けてよく撮影するので、特にこの新世代AI-AFがとても気になります。
そんなカメラを大量分割払いでGETしたので早速・・・「見せてもらおうか!α7R5の実力とやらを!」ちょっとだけですけどね(笑)
α7R Vとは(ソニーホームページより抜粋)
画像処理エンジンとは別に、AI処理に特化した新開発のAIプロセッシングユニットを搭載。ディープラーニングを含むAI処理で、人物の骨格や姿勢などの詳細な情報に基づいた、より高精度な被写体認識が新たに可能になりました。さらに、乗り物や昆虫などの、より幅広い被写体を認識し、カメラの持つ解像性能を引き出します。α7Rシリーズの第五世代として、高解像静止画や8K動画撮影において一層研ぎ澄まされた解像性能で被写体の細部を高精細に描きます。さらに、補正効果8.0段とα史上最高のボディ内手ブレ補正機能から、新開発の4軸マルチアングル液晶モニター、高速通信性能まで、高い操作性と快適なワークフローで、高解像性能を志向するプロフェッショナルのニーズに応えます。
って言ってます。
カメラ本体です。少し厚みと重量が増していますが、フルサイズ機でこのコンパクトさは一番です。
まあそのためにマウント径を小さくしすぎたというデメリットはずっと付きまとう問題ですが(笑)
新開発の4軸マルチアングル液晶モニターです。前からこうなればいいなぁと思っていたバリアングルでもチルトでもあるモニターなのでこれは嬉しいです。
水中ではまーったく意味ないんですけどね(笑)
新世代AFを試してみる(フィギュア編)
とりあえずお仕事中なので店舗内のフィギュアなどでオートフォーカスを試してみました。
画面は明るいですが、実際は照明を付けてない物撮りブースの奥なので結構暗いです。
被写体検出は「動物/鳥」です。
使用レンズ:TAMRON 50-400mm F4.5-6.3 Di III VC VXD(Model A067) ※最新ファームアップ完了済み
一番難易度が低そうなホワイトライオン。
ちょっと下向きでカメラアングルも上からなのですが、安定して瞳をフォーカスしてくれていました。
陸ガメ。
色が黒いこともあってか瞳は認識しませんでしたが、亀全体を被写体としてしっかりマークしています。
イルカです。
しっかり瞳を捉えてくれました。
黒い点がわかりやすいからかな?って思いましたが、
ハンマーやジンベエなどの他のフィギュアでは瞳を捉えることはありませんでした。
いよいよお魚、グッピーです。
この距離では瞳はフォーカスしませんでしたが、「魚」として全体を捉えています。
さらにもっと寄ってマクロで撮影するとしっかり瞳フォーカスしてくれました。
これはもしかして水中でも実際にキャッチしてくれるのでは!?
おまけでスライム(笑)
これは瞳にピントがきやすいのでは!?と思ってやってみましたが、瞳にフォーカスすることはなかったです。
これは逆に瞳フォーカスのアルゴリズムがしっかり細かく設定されている証拠なのではないかと関心しました。
新世代AFを試してみる(写真編)
同じレンズ50-400mmで壁に飾ってある写真をフォーカスしてみました。
(重たい長いレンズなのでプルプルしながら撮影してますw)
※写真家トニー・ウーさんの作品です。
明るくでわかりにくいですが、しっかり瞳をフォーカスしてます。
コブダイ正面だけでは瞳フォーカスはできませんでしたが、
こういうシチュエーションなら横向きの瞳にしっかりフォーカスしています。
タツノオトシゴ?です。
この被写体は実際には、画像のように顔として認識してくれたり、瞳フォーカスしてくれたり、
瞳の上にあった黒い点をフォーカスしたりとバラツキがありましたが、被写体自体は外さないので優秀です!
最後にこれは~、え~っと、アシカ?で合ってますか?笑
これも瞳にくるか!?って思いましたが全体をとらえてました。
実物は3Dなのでもしかしたら瞳をフォーカスしてくれるかもという期待はあります。
まとめとおまけ
ほんとに少しだけしかまだカメラを触っていませんが、このファーストインプレッションだけでもめちゃくちゃ進化した!と感じました。
距離が離れると瞳フォーカスができないこともありますが、しっかり被写体に寄る、または望遠で画面いっぱいに被写体を入れれば瞳フォーカスの精度が格段に上がりました。
特に水中カメラとして海で使うことに関しては、魚もその瞳も条件によってはしっかりフォーカスしてくれそうなのでこれは期待が膨らみます。
早速海で使ってみるぜ!と思って、今使っているハウジング「MDX-αU」にセットしてみました。
多少のズレがあり操作できない箇所もありますが前半分はセットは可能。
しかし!背面はまったく閉まりません(笑)
やはり1月末頃?発売予定のA7R5キットを待ったほうが良さそうです。
あ~、早く海で使ってレポートしたーい!
そしておまけです。
INONの水中ハウジング「X-2 for EOS R5」にR6を入れてみました。メインで使いたい操作系はほぼ操作することができました。
しかーし!バキュームテストをしたところ。。。すぐ赤ランプにwww
水没するので、絶対にやめておきましょうね(笑)
いまINONの服部さんがテストしているR6 MarkIIが使用できるようになるのを気長に待ちましょう♪