コンパクトボディに、ガイドナンバー33の大光量、高性能と多機能を凝縮。高性能フライアイドームレンズを採用し、拡散板などで光量を減衰させない大光量と、配光ムラが極めて少ない水中照射角度110°とを両立させました。デジタルカメラ、フィルム式カメラ、光接続、電気接続、あらゆるカメラシステムに圧倒的なスペックでお応えします。
拡散板なしでも配光ムラのない水中照射角度110°
ガイドナンバー33の大光量
信頼の「S-TTLオート」に加え、13段階「マニュアル」搭載
S-TTLオートの露出を補正する「EV.コントローラー」
不要な直射光を遮る「ストロボライトカッター」を標準装備
220ルーメン、シャッター連動自動消灯フォーカスライト
昼夜問わず見やすい高照度蓄光の背面操作パネル
操作性を高めた大型スイッチ
内部にこもる熱を水中へ逃がす放熱機構を装備
光接続と5ピン電気コネクター接続の両対応
FULL発光でも最短1.6秒のリサイクルタイム
ワイヤレスTTL機能搭載
フライアイドームレンズ採用。大光量かつ配光ムラが少ない水中照射角度110°を実現
軽量コンパクトなボディに、ガイドナンバー33(*1)の大光量回路を搭載。発光部前面内部に緻密に計算されたフライアイ形状のドームレンズ(*2)を採用し、イノン独自のT型ツインフラッシュ発光管(特許取得済み)との相乗効果により、高出力、水中照射角度円形110°、照射時の配光ムラ低減を達成。拡散板などで光量を減衰させることなく、大光量と広い水中照射角度を両立させました。
写真:前面 フライアイドームレンズ
(*1) 陸上値 /ISO100・m、公称値
(*2) 水中で照射角度を広げ、かつ照射時の配光ムラを抑えるフライアイレンズシステム。特許申請中。
S-TTLオート調光/13段階マニュアル調光
イノン独自の自動調光システム「S-TTLオート」調光(特許取得済み)を搭載。大光量でありながら高精度かつ安定した光量制御が可能で、適正露出で撮影することができます。
S-TTLオートの露出を補正する「EV.コントローラー」
S-TTLオート調光は、ストロボ背面の「EV.コントロールスイッチ」を回すだけで、発光量の微調節が可能。調節の範囲は、標準的な設定位置からプラス側へ3段階、マイナス側へ6段階。撮影者が意図する適正露出や、カメラの機種によって異なる露出の特性に合わせて、簡単に補正を行えます。
レンズへの不要な直射光を遮る「ストロボライトカッター」を標準装備
発光部周囲に、ストロボ周辺光の一部をカットすることができる「ストロボライトカッター」を標準装備。
。
写真1枚目:ストロボライトカッターは着脱可能
写真2枚目:ストロボライトカッターは360 °回転可能
220ルーメン、ワイド照射フォーカスライト
220ルーメン高照度パワーLED、シャッター連動自動消灯フォーカスライト内蔵
写真:ストロボのフォーカスライト光の軌跡(水中)
画像上:Z-330 Type2、画像下:Z-330
昼夜問わず見やすい高照度蓄光背面操作パネル
背面操作パネルに、白色を基調とした高照度蓄光素材を採用。昼夜問わずパネル表示の視認性が向上しています。
内部にこもる熱を水中へ逃がす放熱機構を装備
発光部周辺に、熱伝導率の高い金属の放熱環を装備。内部回路ユニットと直接接続することで、発光ごとにストロボ内部にこもる熱を、効率よく水中へ放出させることができます。
フル発光でも最短1.6秒のリサイクルタイム
フル発光時のリサイクルタイム(ストロボがフル発光してから、ストロボレディランプが点灯して発光可能になるまでの時間)は、最短約1.6秒 (*3)。大光量でも高速チャージを実現しています(特許取得済み)。
(*3) 推奨電池 (Panasonic "eneloop pro", BK-HCD, 1.2V, Min.2,500mAh) 使用時。弊社内テストデータ(参考値)です。
各種ストロボドームフィルター対応
前面に備わったバヨネット機構により、各種ストロボドームフィルターを簡単に取り付け/取り外しできます。
写真1枚目:ストロボドームフィルター SOFT装着
写真2枚目:ストロボドームフィルター SOFT(付属品)
写真3枚目:ストロボドームフィルター [4900K](別売)
写真4枚目:ストロボドームフィルター [4600K](別売)
写真5枚目:ストロボドームフィルター ND(別売)
光ケーブル/電気ケーブルの両接続に対応
コンパクトデジタルカメラ用のハウジングから、内蔵フラッシュを装備したデジタル一眼レフカメラ用のハウジング、LEDトリガー回路を内蔵した一眼レフカメラ用のハウジングまで、メーカーや機種を問わず光接続が対応します。
写真1枚目:光ケーブル接続
写真2枚目:電気ケーブル接続
プレ発光 (1回/2回) 自動切り換え機能内蔵
プレ発光が1回ではなく、撮影状況によってプレ発光回数が1回から2回に変化し、内蔵フラッシュが都合2回から3回発光するカメラにも対応。プレ発光回数を検知して自動的に最適な動作を行なうので、高精度「S-TTLオート調光」はもちろん、「マニュアル調光」が正確に動作します。
仕様
形式 |
Z-330 Type2 |
調光方式 (*1) |
S-TTL自動調光 / TTL自動調光 / マニュアル調光 |
接続方式 (*1) |
光接続(光Dケーブル、 ワイヤレス)/ 電気接続(シンクロコード) |
設定可能発光量 ガイドナンバー (*2) |
FULL [1/1 (33)]、 -0.5 [1/1.4 (27)]、 -1 [1/2 (23)]、 -1.5 [1/2.8 (19)]、 -2 [1/4 (16)]、 -2.5 [1/5.6 (13)]、 -3 [1/8 (11)]、 -3.5 [1/11 (9.8)]、 -4 [1/16 (8.2)]、 -4.5 [1/22 (6.9)]、 -5 [1/32 (5.8)]、 -5.5 [1/45 (4.9)]、 -6 [1/64 (4.1)] (1/2EV.刻み、13段階) |
照射角度 (*3) |
110°× 110°円形配光 [ストロボライト] 30° [フォーカスライト] |
フォーカスライト光束 |
220lm (*4) |
色温度 |
約5500K [ストロボライト / ストロボドームフィルター SOFT未装着時] 約5400K [ストロボライト / ストロボドームフィルター SOFT装着時] 5300~6000K [フォーカスライト (*4)] |
ストロボライト リサイクルタイム (*5)(*7) |
最短約1.8秒 ["eneloop" 電池使用時] 最短約1.6秒 ["eneloop pro" 電池使用時] 最短約2.4秒 [アルカリ電池使用時] 最短約3.5秒 [リチウム電池 (1.5V) 使用時] |
ストロボライト 発光回数 (*5)(*7) |
約210回 ["eneloop" 電池使用時] 約280回 ["eneloop pro" 電池使用時] 約200回 [アルカリ電池使用時] 約330回 [リチウム電池 (1.5V) 使用時] |
フォーカスライト 点灯時間 (*6)(*7) |
約2時間30分 ["eneloop" 電池使用時] 約3時間20分 ["eneloop pro" 電池使用時] 約3時間00分 [アルカリ電池使用時] 約4時間00分 [リチウム電池 (1.5V) 使用時] |
対応電池 |
単三形"eneloop"電池 (形式:BK-3MCC) 【推奨電池】 4本 単三形"eneloop pro"電池 (形式:BK-3HCD) 【推奨電池】 4本 単三形ニッケル水素電池 (*8) 4本 単三形アルカリ電池 4本 単三形リチウム電池 (1.5V) 4本 |
大きさ [突起部を含まず] |
外径102mm、 高さ131mm、 奥行き125mm (ストロボライトカッター/ストロボドームフィルター SOFT未装着時) 外径111mm、 高さ131mm、 奥行き129mm (ストロボライトカッター装着時) |
陸上重量 |
635g (ストロボライトカッター、ストロボドームフィルター SOFT、電池を含まず) 786g (ストロボライトカッター、"eneloop"電池4本を含む) |
水中重量 (*9) |
約61g (ストロボライトカッター、"eneloop"電池4本を含む) |
動作温度範囲 |
0℃ ~ +30℃ (動作環境である水温として) |
保管温度範囲 |
0℃ ~ +30℃ (保管環境である気温として) +50℃ (非動作時の一時的な許容製品温度上限) |
耐圧水深 |
100m |
本体材質 / 色 |
ボディ:ポリカーボネイト / グレー |
付属品 |
ストロボライトカッター、 ストロボドームフィルター SOFT、 ワイヤレス接続対応センサーキャップ、 シンクロコネクターキャップ、センサーキャップ注意シール、 連続発光制限シール、イノングリス、 予備Oリング(バッテリーボックス、シンクロコネクター)、 TTL絶縁板(x2個) |
2021年6月現在。 性能、価格等、予告なしに変更する場合があります。 予めご了承下さい。