UFL-G140 SDがあれば、アクションカメラを陸上で使用した時に近いワイドな画角で、臨場感ある映像を撮影できます。
■対応機種
・オリンパス STYLUS TG-Tracker
・ソニー FDR-X3000/X3000R
・ソニー HDR-AS300/AS300R
・GoPro® HERO10 Black
・GoPro® HERO9 Black
・GoPro® HERO8 Black
・GoPro® HERO7 Black
・GoPro® HERO6 Black
・GoPro® HERO5 Black
・GoPro® HERO+ LCD
・GoPro® HERO+
・GoPro® HERO
・GoPro® HERO4
・GoPro® HERO3+
・GoPro® HERO3
●水中でも超ワイドアングル
超広角レンズで目の前の光景をすべて写し込めるアクションカメラですが、水の屈折率の影響などで、水中では画角が極端に狭くなってしまいます。
例えば、GoPro® HERO10 Blackの最大画角は、陸上で約151°。ところが、純正ハウジングに入れて水中に持ち込むと、約94°まで画角が狭くなります。そこで、UFL-G140 SDレンズを装着すれば、超広角140°のセミフィッシュアイに画角が拡大。水中でも、アクションカメラらしい臨場感あふれる広角撮影ができるようになります。
※画角は、当社にて実測した陸上画角、及び陸上画角から算出した水中画角です。GoPro®社が公表しているものではありません。HERO3+ SilverおよびHERO3 Silverの最大画角は、陸上約142°で、Blackより挟角のため、本レンズを装着時の水中最大画角は140°を下回ります。White Editionは未検証です。
●ダイナミックに接近撮影
UFL-G140 SDレンズを装着することにより、被写体に接近して、遠近感やデフォルメ効果などの表現が味わえます。
例えば、GoPro® HERO10 Blackの場合、陸上での被写界深度は、約60cm~∞。UFL-G140 SDレンズを装着することにより、水中での被写界深度が「4cm~∞」へ近距離側に拡大されます。
※陸上での被写界深度は、カメラレンズの焦点距離・明るさ・CCD画素ピッチより求めた理論値です。水中での被写界深度は、当社にて実測した、レンズ最前面からの被写界深度です。
●プロレベルの映像品質
UFL-G140 SDの光学系は、レンズ4群4枚構成。レンズ後群に高屈折率ガラスレンズを採用することで、高いパフォーマンスに対して、極限まで製品サイズを小型化しました。前面アクリルドームの内側には、5層マルチコートを施し、価格を抑えつつ、ガラスドームに引けを取らない描写性能を発揮します。
※弊社対応のSDフロントマスク以外で使用した場合、レンズとアダプターが最適化されていないため、著しく画質が低下する可能性があります。他社の類似アダプターでのご使用は推奨致しません。メーカー保証の対象外となります。
仕様
サイズ |
外径93.4mm、全長41.8mm (花形フードを含む) |
重量 |
300g (陸上) / 約153g (水中) (花形フードを含む) |
マウント規格 |
イノンSDマウント |
実用耐水深 |
60m |
本体材質 |
耐食アルミ合金(硬質黒アルマイト)、ポリカーボネート等 |
硝材 |
光学ガラス(両面コーティング)、 光学プラスチック(両面ハードコート、内面マルチコート) |
レンズ構成 |
4群4枚 |
最大入射画角 (*1) |
140.0°(水中専用) |
(*1) 本レンズ使用時に得られる水中最大画角です。最大画角はカメラの機種により、若干異なります。
メーカー |
カメラ |
UFL-G140 SD装着時の 被写界深度範囲 (*2) |
GoPro (*3) |
HERO10 Black HERO9 Black HERO8 Black HERO7 Black HERO6 Black HERO5 Black HERO4 HERO3+ Black HERO HERO+ HERO+ LCD |
4cm~∞ |
HERO3 BLACK |
10cm~∞ |
オリンパス |
TG-Tracker |
1cm~80cm |
ソニー |
FDR-X3000 HDR-AS300 |
4cm~∞ |
(*2) 当社で実測した、レンズ最前面からの被写界深度です。水中目測距離は、表中の値÷1.33となります。
(*3)HERO10 Black、HERO9 Black、HERO8 Black、HERO7 Black、HERO6 Black、HERO5 Black、HERO4、HERO3+ Black、HERO3 BLACK、HERO、HERO+およびHERO+ LCDでの水中実測距離。他のEditionは未検証。
【UFL-G140 SDをご利用の際の注意】
* UFL-G140 SDレンズは水中専用設計のレンズです。陸上では遠方の被写体にピントが合わず、また見かけ上の画角も狭くなり、ケラレも生じます。
【GoPro製品使用時の注意点】
* カメラの視野設定(FOV)は、[広角(Wide)]/[超広角(Ultra Wide)]にセットしてご使用下さい。[中間(Medium)]や[挟角(Narrow)]にセットすると、本レンズの性能を充分に発揮できません。
* [SuperView™]には対応していません。SuperView™モードは、4:3のアスペクト比でで得られるカメラセンサーの映像を、16:9のアスペクト比に収まるよう、カメラ内部で映像の両端を引き伸ばす機能です。フレームの端が若干横に引き伸ばされてしまうため、アタッチメントレンズを装着すると、収差がより助長されます。UFL-G140 SDレンズを装着の際は、SuperView™の使用はお勧めしません。
* 本レンズ装着時は超広角な画角になるため、外部光源(LEDライトなど)をご使用の際は、カメラのスポットメーターを[ON]にすることをお勧めします。[OFF]の状態で画面中心に光源が当っていると、白飛びする場合があります。
【TG-Tracker使用時の注意点】
* 本レンズを装着の際は、手振れ補正機能(IS)を[ON]にセットして下さい。[OFF]ではケラレが生じます。静止画を撮影の際は、画面四隅が大きくケラれます。レンズを取り外して撮影して下さい。
* TG-Trackerは近接撮影でのピントに強いカメラである特性上、本レンズを装着した場合、被写界深度の実用範囲は1cm~80cmとなります。実用範囲よりも遠方にいくにしたがって、被写体のピントがボヤけます。
【FDR-X3000/HDR-AS300使用時の注意点】
* 本レンズを装着した動画撮影の際は、ブレ補正を[Act]にセットして下さい。[Std]や[OFF]では僅かにケラレが生じます。静止画を撮影の際は、ブレ補正を[ON]に設定して下さい。ブレ補正を[Act]や[ON]にセットしていても、激しくカメラ本体を揺らした場合はケラレが生じます。
* カメラの画角設定は、[W ワイド]にセットしてご使用下さい。[M ミディアム]や[N ナロー]にセットすると、本レンズの性能を充分に発揮できません。